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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2019年08月22日(木)更新

【新潟2歳S】切れ味重視ならウーマンズハート

ラスト2週となった夏競馬、今週のメインは新潟2歳S。長い直線の外回りとはいえ、底力より如何に切れるかが鍵となるだけに、将来性を横に置いて組み立てるべき。

となると、今開催デビューで上がり32.0秒をマークしたウーマンズハートがクローズUPされて当然。唯、自身の前半3Fが39秒に近かったように、新馬戦といった点を考慮に入れても楽な流れ。一気の相手強化による躓きがあって不思議ない。

同じ牝馬ならモーベット。6月にデビューを飾って以来となったわりに、オール坂路で速い時計はない。何せ、最終追いなどは正味3Fで輸送に対するケアーに重点を置いたパターンであった。唯、それはデビューを迎えるにあたってと同様で、強い稽古は不要。にも関わらず、ラスト2Fが11.4秒~11.2秒の高速ラップの中、数字ほどの速さを感じさせないまま抜け出したのだ。それだけ余裕があったわけ。勿論、完成形を見るには時間を要するといった体つきだが、小気味良い動きに底知れなさが表れている。フラットなコースで更に、といった身のこなし。

2連勝を果たしたのとは裏腹に、下馬評が意外にも低いのがエレナアヴァンティ。前半3F34秒を切るラップを経験しても動じなかったほど。とはいえ、シッカリと前を捕らえた前走に奥行きを感じるとともに、ローカル向きの器用さがあって中間も順調に攻めをこなせているのは心強い限り。しかし、スピードで押し切るのが理想形ということで、距離云々より長い直線、目標にされる位置取りがビハインドになりそう。

完成度の高さということならグランチェイサー。初の実戦において道中では内々を追走できたようにレースセンスに秀でたタイプ。大物感がない反面、現時点でのウィークポイントがないほどの完成度。直前こそ坂路だったが、1週前には芝コースで古馬2勝クラスを大きく凌ぐ動きを披露できたように、その時点でも引き締まった体。間隔が開いたことがプラスになってもマイナスに作用することはなかろう。

上がり目ということならタイムマシン。初戦で3着と取りこぼしたのは、質の高いメンバーといった要素が働いたし、自身も体の使い方を覚えつつある段階。従って、前回こそが本来の走りだし、2週にわたるポリの併せ馬で四肢をシッカリと伸ばし切ったアクション。同じ相手に対して直前には圧倒的に優勢となった点で、稽古が実になっているのだ。当舞台を経験しているのも心強い。

あとはトライフォーリアル。コースロスを感じさせない伸び脚で差し切った6月に素材の良さが表れている。確かに、相手に恵まれたが、トモに力がつき切っていないイメージで重馬場をこなせたのが立派だし、北Cコースで5Fから強く追えたのがここ2週。発展途上でも上位を窺う立ち位置にいるのは間違いない。

メインがメインだけに、他でまず挙げるのが2歳戦。日曜3Rで推したいのがヴァルトグリーン。前に射程を入れたかに見えたデビュー戦で物見をしていきなり外に逃げる始末。結果、落馬の憂き目に遭ったが、能力とローカルに対する適性を物語るには十分なレース振りであった。情緒不安定といった側面は仕上げが甘かった分。馬が我儘に振る舞うことを許す結果を招いた主因と見做すべきではないか。けれども、追い切りを見る限り、悪癖露呈がないどころか、先行態勢でも古馬2勝クラスに食い下がっての同時入線だった上に、ハミをシッカリと取って推進できたのだ。そのフォームが実に洗練されてきた。二度と買い物に行くようなことはない。

直線競馬の日曜2Rでは、タチアオイが劇的に変わる。残り2Fでパタッと止まったのが6月・府中だが、細身の体ゆえに1週前に時計を出せなかった。つまり、基礎体力がついてない時点での使い出しだったということ。無論、度外視できるわけだし、今回は段階を追ってのレベルUPが図れたのだ。直前の5F68.9秒にしてもトモが深く入るフォームで体を目一杯使えた。一気に走り切る条件で持ち前のスピードをフルに生かす。

薄目のところではアンビルクローラー。先行力を見せた新馬戦だったが、周りを固められる形で平常心を失った。若さと口向きの悪さが出たのはコーナーでストレスを溜めた結果とも言える。肩の筋肉が発達していて胴が詰まった体型と、短ければ短いほどポテンシャルを発揮できそう。加えて、今回の坂路は1F12.5秒と一気に詰めた。叩いた効果も絶大。

古馬戦は、ます土曜メインのOP特別から。主役候補の1頭がローズプリンスダム。B着用の効果が表れつつあるのは、中京での3着が示す通り。要するに、同じ左回りの1800mで相手弱化となればチャンス到来と考えて良い。更に、中間も鍛錬に励んだ結果、最終追いではパトーナーの脚色を窺いながらの1F12.3秒で、首を上手く使ったフォームが印象的。昨年の当レースでは3着だったが、復調途上だった上に、前目が残る高速上がりに翻弄された。そこでの上位2頭がここに臨んでいるが、いずれも1キロ増しで、自身は据え置きの56キロ。少なくともその2騎には負けられない。

ライバルは、奇しくも3歳時にレパードSを制したもう1頭であるグレンツェント。エルムS除外で函館での調整を進めてくるから、目の当たりにできないが、腰不安明けだった昨秋・武蔵野Sからの一連より入念なのは確実。5歳初頭までの実績を振り返れば、ここでの56キロは大いに恵まれた。

加藤征厩舎で取り上げるべきもう1頭が、土曜10Rのサニーダンサー。デビュー戦以来の芝で、当時は凡走だったが、まだ成長途上でそれだけで適性を決めつけることはできぬ。しかも、徐々のレベルUPした挙句の前走で際立った速さを見せつけたのだ。筋骨隆々の力馬タイプでないわりに、フットワーク自体がパワフルといった点で直線競馬での新境地開拓がありそうだし、ここ2週の併せ馬では動きに余裕があってのラスト12秒台と実に小気味良い。2歳夏にデビューしながら3歳一杯までのキャリアが7戦。その頃のひ弱さを一掃させいるのが目下。状態面でも太鼓判を捺せる。


 
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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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